いよいよ核心に入ってきました。

SEO対策とは、Search Engine Optimization の略で、検索エンジン対策を施して、検索結果の上位に表示させる施策のことです。
ここで注意しなければならないことは、

①SEO対策は殆どすべてのサイトで行われている

検索エンジンの上位にヒットするサイトは間違いなくSEO対策を行っています。そしてその方法は、間違いなく、”リンク数を増やす”、”キーワード出現率を上げる”などと言った同じようなやり方をやっているはずです。
何故なら、世の中にSEO対策の著作に溢れ、Googleにおいては検索エンジンの仕様を公開しているので、その仕組みを理解していれば誰でもSEO対策が行えれるからです。特別な技術や能力が必要というわけではありません。(ただし”リテラシー”は必要です)
つまり、あなたがやろうとしているSEO対策は、既にライバルサイトもやっているという前提を忘れないでください。
自分のサイトより、なぜあのサイトの方が上位に来るのか?
こういう疑問に対し、簡単に答えが求められる場合もあります。あなたのサイトがここ1年以内に公開したサイトに対し、ライバルサイトがその数年前から公開されたサイトなら、そして全く同様なSEO対策を施しているという前提なら、検索エンジンは、間違いなくライバルサイトを高く評価するでしょう。
基本的に、検索エンジンは古くからあるサイトを高く評価するのです。
こういう分かりやすい理由以外は、なぜこういう検索結果、順位になるのかは厳密には分かっていません。たぶんこんな理由だろうという想定の元でSEO対策を行っているの現状です。

②検索エンジンは常に変化する

このことを知っている人は意外と少ないです。
Yahooにせよ、Googleにせよ、常に検索精度を上げるため些細な検索エンジンのバージョンアップを行っているはずです。
ある時は、上位に表示されていた自分のサイトが、突然、100位以内にも出ないということがよくあります。(セラピストガーデンでもよくあります)。
こういう現象が起こるのは、主に2つの理由が考えられます。

 ・検索エンジンの仕様変更
 ・検索エンジンのデータベースの更新

検索エンジンの仕様変更に伴い、大きく順位変動が起こる場合があります。この場合は、一番面倒なのが、これまでSEO対策として有効だと言われていた方法が、無効と判断されることです。
これが適用されて順位が下がったのかどうか正確に判別することは難しいのですが、全く自分のサイトが検索エンジンにヒットしない、サイト名で検索してもヒットしないということがあれば、このサイトが施してきたSEO対策を検索エンジン側が違法と判断して、インデックスから外す制裁が加えられることがあります。これを、Google八分とかYahoo八分と言います。所謂、検索エンジンから村八分されることです。
これに該当しない場合は、検索エンジンのデータベース更新に伴う順位変動です。定期的にデータベースの更新が行われ、その情報を元に最新の順位付けが行われます。Googleでは大体3ヶ月ぐらいで、このデータベースの更新が行われると言われています。これは、今、Googleで表示されている検索結果は、3ヶ月前に集計した検索順位付けを表示している可能性もあるわけです。

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