自分でホームページを作って、かつ、自分の施術やセッションに思い入れの深い人、伝えたい事がたくさんある人のホームページほど文字(文章)がぎっしり書かれている場合が多いです。上から下まで文字ばっかりというホームページです。
はっきり断言しましょう。

誰もホームページの内容は読みません

これは悲しいかな事実です。実際、このページも殆どの方は”見る”だけで、”読む”でないでしょう。(いや、”私は読んでいる”という人は偉い!)

アクセス解析すると大体1ページあたり10秒~20秒ぐらいしか開いていません。殆どの方が”斜め読み”か”読み飛ばし”をして去って生きます。別のページを見てくれるのならまだしも、来訪者のほぼ70%~80%の人は、最初のページだけ見て去っていきます。
もちろん自分の興味の対象外と判断してことですからしょうがないことですし、また、そういう人に興味を持たすことのできない内容なら仕方の無いことかもしれません。
ホームページは余程の事がない限り、”読む”ものではなく、”見る”ものになっているということです。
このことからホームページ作りには読まれることを意識するより、見られることを意識した作り方が効果的だということです。

では具体的にどのようなホームページが”見られる”ホームページと言えるのでしょうか?

① 縦長のページを作らない

これは文字がぎっしり詰まっているページと同じことで、ページの上から下までいろんな情報が詰め込まれています。
このようなページの問題点は、一番重要な情報を見つけ辛いということです。訪問者にとって一番重要な情報は、”何処で”、”何を”、”幾らで”やっているかです。
確言すれば、それ以外の情報はどうでもいい情報だと言っていいくらいです。縦長のページに長々とコース内容、施術の効果を延々と書かれても、実際、見る人にとって重要なことは、"何が””幾らで”ぐらいなものです。
コース説明文は長くても100文字程度にして、料金と時間を目立つように表現しましょう。

推奨するページ・サイズは、ディスプレイサイズと同じくらいか最大でもその倍ぐらいまでです。これくらいサイズなら1スクロール程度で全て情報に目が届きます。
それを超える場合は別のページに記載した方がいいです。たくさんメニューがあるサロンでしたら1ページ1メニューでもいいくらいです。
たくさんの情報を持つ縦長のページを、その内容を吟味し、カテゴリ毎に(メニュー毎に)分割することはSEO的にも効果があります。
ホームページのページ数は、少ないより多い方が有利に働きます。5ページのホームページより10ページのホームページの方が検索エンジンにヒットする確立が高いです。”下手な鉄砲、数撃てば当たる”とも言えるのですが、この講座の最初の方で紹介した外部リンク(相互リンク)に対する評価は、内部リンクにも適用されます。たくさんの内部リンク(ページ)を持つホームページは、検索エンジンも高く評価します。ゆえにたくさんのページをもつサイトは検索エンジンにヒットする確立も高くなるのです。

ちなみこのページ自体、たくさんの文字が書かれています、この講座の理論では、”誰も読まないページ”と言われてもしょうがない内容です。
それなんで、重要な情報は、太字で表現しました。内容を隅々読まなくても太字で表現したキーワード、情報だけでも参考にして頂ければ充分です。
もっとも重要な情報は、太字+大字 にすれば流石に誰の目にも止まるでしょう。
そして、この太字や大字を検索エンジンは重要なキーワードだと判断します。SEO対策的にも効果的なのです。

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